挑戦の歴史 1961‐2022
1961
ヨシモトポール株式会社創業
農村向け有線放送用コンクリートポールの製造販売を開始。
「団結開拓」の精神で由井克巳が陣頭に立ち営業活動を展開した。
1968
電電公社用コンクリートポール
日本電信電話公社(現NTTグループ様)に念願の参入を果たす。
苦労を重ねて3度目の検査にようやく合格した。
1968
PSポール
鋼管に塩ビを被覆した「PSポール」を開発。
公園の照明ポールとして人気を博した。
1969
FRP製飼料タンク
畜産商品の第1号。有線放送柱を納品した農協との関係を活かし、工事付の差別化営業を展開。
1972
社歌「団結開拓の道」完成
創立10周年を記念した、ヨシモトポール社歌「団結開拓の道」を制作。作詞は藤田まさと氏、作曲は古関裕而氏が担当。5月(藤岡)、6月(滋賀)に開催した創立10周年記念大会で発表した。
1977
Zポール
溶融亜鉛めっき処理をした「Zポール」を開発。
コンクリートポール、PSポールと3種のラインナップが揃った。
1980
クリーンマット・トンタスカル
畜産商品を拡大化。
すのこ「クリーンマット」、分娩柵「トンタスカル」を開発。
1980
エースマスト
組立鋼管式の防災無線用ポール「エースマスト」を開発。
全国の市町村に広く普及する当社の伝統商品。
1983
海外展開
以後、約10年間にわたり、東南アジア、ミクロネシア地方を中心に輸出事業に注力。製品輸出のみならず配電工事の実績も築く。
1987
ヨシモト集合ポール
1本のポールに信号、標識、照明など多機能を集約した集合ポールを展開。グッドデザイン部門別大賞を受賞。
1990
門司港:レトロポール(DCP)
意匠・機能性を併せ持つデザインコンクリートポール(DCP)を開発。グッドデザイン景観賞を受賞。
1992
皇居周辺:照明柱・柵
レトロポールに続く、景観事業における初期の代表実績。
以後、様々な景観プロジェクトへの参画により、貴重なノウハウとスキルを蓄積する。
1993
アーク牧場
養豚プラントの建設から内部設備まで、一式で受注。
以後、養豚のトータルプランナーとしての展開が本格化。
1995
長野オリンピック:照明柱・標識柱・信号柱
長野オリンピック開催に伴い、県内では整備事業が隆盛。
当社は数多くの製品を納入した。
1995
臨海副都心:
DCP/集合ポール・照明柱・信号柱・ボラード
DCPの製造技術を進化させ、多種多様な製品群を開発。
種々の機能性が評価され、グッドデザイン景観賞を受賞。
1996
Gハング
風速40m/s以上の風が吹くとアームが回転し、風荷重を受け流す革新的構造を開発。都内ではいたる所で目にすることが可能な伝統商品。
2005
ジョイマスト
プレスを施したパイプの先端同士を差し込み、摩擦で接合するスリップジョイント方式を開発。防球ネット・投光器用ポール「ジョイマスト」として普及。
2005
KLハング
標識用のロングアームを求められ、長円断面型のパイプを開発。
アームとして使用することにより風荷重を軽減し視認性を向上させる標識柱を実現。
2006
長円門型柱
KLハングで好評であった長円断面型のパイプをポールとアームの両部分に用いた門型標識柱を開発。
2008
利根スワインセンター
ウィンドウレスパネル、脱臭システムをはじめ、当社のシステム全体が採用された大規模養豚プラントを受注。
2009
東京駅前行幸通り:照明柱・柵・ベンチ
鋳物ならではの造形性により重厚かつ風格のある製品を実現。
車道照明柱の本体部分は8m。前例のない構造であった。
2009
富山市内電車環状線:LRT架線柱・照明柱・標識柱
公共交通によるコンパクトシティの実現に、当社製品が貢献。
架線柱は鋼管(構造体)とアルミ鋳物カバーの二重構造。
2010
銀座・京橋・日本橋中央通り:照明柱
異素材(アルミ、スチール、強化ガラス)の複合技術により、国際コンペの最優秀デザインを忠実に製品化。
2010
遮熱タンク
ゲルコート塗料を使用し、タンク内部の温度上昇を抑え、飼料の劣化を防ぐ遮熱タンクを開発。
※2014年に畜産関連事業を分社化。以後、ヨシモトアグリ株式会社として展開。
2014
環状二号線:照明柱・信号柱・標識柱
環状二号線(新橋-虎ノ門)の開発に伴い、デザイン照明柱をはじめとする数多くの製品を納入。
2017
東京駅丸の内駅前広場:照明柱・柵・ボラード
東京駅前行幸通りに続き、駅前広場にも各種製品を納入。
一連の整備において多数の当社製品が貢献した。
2018
電力会社用 分割式複合柱用鋼管
当社が培ってきたプレス技術を結集し、「分割式複合柱用鋼管」を受注。
2021
鉄道事業者用 スリップジョイント式電化柱
スリップジョイント構造を用いた電化柱が鉄道事業者より認定される。 鉄道業界での以後の展開における大きな契機となった。
2022
宇都宮ライトレール
2019年から納品を開始した宇都宮ライトレール向け架線柱を完納(翌年開業)。
全整備区間(JR宇都宮駅東口―芳賀・高根沢工業団地)にヨシモトポール製架線柱が採用された。