拡縮管技術
シンプルで強靭なスリップジョイント
「スリップジョイント」は狭い場所での建柱を可能にする組立鋼管柱の接合方法のひとつです。鋼管端部を拡管・縮管加工することで接合部を成型し、下管に上管を挿入し、自重あるいはハンマー等で打設して規定の接合長まで押し込むことで摩擦接合する方式です。接合部にボルト等の締結具を使用しないシンプルな構造です。
高精度な加工で信頼性の高いジョイントを実現
ヨシモトポールの拡縮管技術は、ジョイントの能力を最大限引き出すための適切な勾配を高精度(1/10mm単位)に付与することが可能です。これにより接合部が緊密に嵌合し、強靭な継手構造を実現します。拡管・縮管加工は専用金型を用いたプレス成型により製造されるため、高精度の加工を安定的に提供できます。細街路での搬入が容易なうえ、分割して建柱できるため従来の長尺ポールに比べ施工性に優れます。