代表挨拶

日本経済は約30年間に及ぶデフレからの脱却を試み、ようやく成長への手応えを掴みつつあります。 実質賃金の回復と旺盛な設備投資（デジタル化、脱炭素、サプライチェーンの強靭化、人手対策）がその背景にあります。物価・賃金・金利が揃って上昇し、企業の生産性が向上することで安定成長への環境が整備されるという期待が寄せられています。当社が位置する「社会インフラ領域」では、約半世紀前に建設された「戦後日本を支えたインフラ」が今後一挙に耐用年数を迎えることとなります。 インフラ老朽化対策として「更新並びに持続可能なメンテナンス技術の構築」が官民一体となった取組みとして求められています。これらを受け、私たちは令和7年度より新経営理念『挑戦し、「知」と「技」で笑み溢れる未来を拓きます』を掲げました。また、中期経営計画「YP VISION 2030」を展開し、モノづくりの新境地を拓くとともに多様な企画力を通してビジネスの裾野を広げていく所存です。 60有余年培ってきた広範な知識・技術とヨシモトポールグループの英知を結集し、「信頼される社会インフラ企業」を目指してまいります。

代表取締役社長