CSR
SDGs
ヨシモトポールは経営と事業を通じて、主には上記6つのSDGs目標の達成に向けたアクションを起こし、地球環境と世界平和に貢献できるよう尽力いたします。
品質・安全・健康
品質への取り組み
群馬工場・滋賀工場では、品質マネジメントシステムについての国際規格「ISO9001」を取得しています。両工場はそのシステムに基づき、5ゲン主義(現場・現物・現実・原理・原則の重視)によるPDCAを実践し、また、長年の豊富なものづくりの経験・技術を強みとし、更なる品質の向上に努めております。日頃お世話になる製造協力会社様につきましては、当社の品質管理基準を満たしていただけることを厳格に確認しました上で、お取引をしております。なお、製品寿命は、使用方法や設置される環境、気象状況等により大きな影響を受けることがあります。これらをご認識いただけるよう管理者様に丁寧にご説明し、適切なメンテナンスや更新に活かしていただくことも、当社の大切な役目であると考えています。
安全への取り組み
当社はポールを中心とした大型製品を生産しています。つまり、一つ取り扱いを誤れば、品質の低下のみならず重大な事故に繋がりかねません。それを肝に銘じて、群馬工場・滋賀工場は、「私たちは指差し呼称を確実に行い、安全を確保し、作業を行います」という安全衛生スローガンを掲げております。両工場は毎月の安全活動項目や事故の再発防止策の周知徹底、安全衛生パトロール、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)活動など中心的役割を果たす安全衛生委員会を設けており、年間計画に則った活動を通じて、日々安全衛生の強化を図っています。なお、群馬工場ついては、群馬県を拠点とする当社グループ企業の安全衛生活動を全面サポートするという、ヨシモトポールグループにとっても重要な役目を担っております。
健康への取り組み
ヨシモトポールでは、社員の心身の健康をサポートするべく、様々な取組みを実施しております。心身の健康の確保・促進は、個人と組織、両者にとって最重要です。普段はあまり意識することのない日々のライフスタイル、趣味や運動、美味しい食事から、チーム一丸となってのダイナミックな挑戦、ここ一番の大勝負といった特別なシーンまで、全ては健康によって成立すると言っても過言ではないでしょう。当社のこれまでの取組みは、健康保険組合連合会東京連合会より認められ、平成31年3月に「銀の認定」をいただくことができました。これを一つの自信としながらも決して過信せず、今後は「金の認定」取得を目指してまいります。現在の主だった内容につきましては、令和元年9月に表明しました「健康経営宣言」をご覧ください。
健康経営宣言(PDF)環境
- 化成処理ライン
群馬工場の廃水処理対策
群馬工場の化成処理ラインからは、1日当たり約15㎥の廃水が発生します。これを、廃水処理設備を使用し、以下の順序で浄化処理します。
①硫酸で酸性化。②苛性ソーダで中和し不純物を固形化。③凝集剤を添加し、固形化した不純物を拡張して沈殿処理。④残る上水はpH調整された後、河川へ放流。
監視体制としては、訓練された作業者が常に点検とpHモニタリングを行い、また、排出水に含まれる10項目の化学物質を定期的に分析することにより、安全性を確保しています。
滋賀工場の排気対策
滋賀工場の塗装ブースでは、水を使用しない給排気で行うプッシュプル式を採用しています。この方式は、ブースへの強制給気とブースからの強制排気により、風量バランスがとられて一様の気流が発生し、有害物質の発生源(塗装ガン・被塗物)が覆われ、取り除かれるというものです。最終の排気は、フィルターを経由した綺麗な空気だけが、ダクトを通じて大気中に還る仕組みとなっています。ところで、当工場は鈴鹿山脈の山々と琵琶湖にそそがれる愛知川(えちがわ)に隣接する、正しく風光明媚な地にあります。毎年開催される愛知川源流の河川敷や周辺道路の清掃活動には、欠かさず参加しております。
技術・製品による環境貢献
当社は、ポールのみならずソーラーパネルやLED照明器具、リチウムイオンバッテリーなどをアッセンブルした、再生可能エネルギーによって機能する「エコ製品」の開発・設計・販売も手掛けており、近年では、ODA(政府開発援助)事業によるご採用もいただいております。また、高強度の加工技術、優れた耐候性塗料、既設ポールの補強工法など、ヨシモトポールの多様な「長寿命」技術・製品は、ライフサイクルコストの軽減に寄与することから、環境保全にも役立ちます。今日、脱炭素社会の実現は、世界共通の最重要課題となりました。私たちはこれからも、地球環境に配慮した技術・製品を提供してまいります。
地域貢献
ヨシモトポールでは各グループ企業と連携しながら、清掃活動などのボランティア活動、当社製品の寄贈によるまちづくり支援、群馬工場での職場体験学習(群馬県藤岡市内の中学2年生が市内企業で仕事を体験学習する教育プログラム)の受入れなど、地域社会に貢献する取組みを展開しております。ここでは代表して、2つの事例をご紹介いたします。
中学校マナー教育
群馬工場では、「生徒が職場体験学習に臨む前に、社会人としてのマナーを学ばせたい」という地元中学校のご要望に応える形で、平成14年から中学生を対象としたマナー講習会を開催しております。これは、総務部を中心に当社社員が講師となり、生徒は、挨拶、言葉づかい、お辞儀、電話応対、自己紹介など社会人としてのマナー全般を、講義・実践により学ぶというものです。現在では、全ての藤岡市立中学校の年間計画行事として定着しています。中学生当時に講習を受けたという社員も、嬉しいことに段々と増えてきました。
日本橋花植栽交流事業
日本橋花植栽交流事業には、藤岡市からの依頼を受けて第1回目からグループ企業のシングン物流と参画しています。本事業は、群馬県立藤岡北高校で栽培されたパンジー1000株を、日本橋三越前(中央通り沿い)にある花壇に植え込みを行うイベント。きっかけは、江戸時代に呉服業を営む三井越後屋(現三越)が、上州絹の仕入れ先であった藤岡市の諏訪神社に奉納した宮神輿で、平成25年に日本橋に渡御(里帰り)したご縁から、同年より毎年開催されています。
社員教育
教育から「共育」へ
当社では毎年、役員・従業員による教育研修の運営組織がつくられ、その時々の情勢・課題とキャリア・職責に応じたプログラムを策定し、確実に実行しています。令和2年度からは、一人ひとりの社員が主体性を持ちながら意識を高くし、会社と共に成長する「共育」を新たな大テーマとして掲げ、運営組織の名称も「教育研修委員会」から「共育委員会」に改称しました。価値観の多様化、社会環境の変化に即した働き方が求められる今、ヨシモトポールは「共育」によって、ダイバーシティや新しい時代のコミュニケーション方法を取り入れ、イノベーション力を磨きながら最適な価値を提供し、中期経営計画「YP VISION 2025」の実現を目指します。
多彩な「共育」プログラム
近年のプログラムは約40コース。主な特徴をご紹介いたします。 研修は押し付けではなく自己研鑽の場。募集制度は希望制が中心となります。
▶時には社員が講師となり、受講者と共に講師も成長。
▶役員向けの研修も充実。経営層の成長は企業の成長。
▶ワークショップ形式や外部研修を重視。他者からの刺激が魅力。
▶Web研修を取入れ、エリア制約を解消。
▶会社が受験費用やテキスト代を負担し、資格取得を支援(条件有)。
コンプライアンス
私たちは、持続可能な社会の実現に貢献し、社会の公器としての企業の果たすべき役割を「ヨシモトポールグループ企業行動憲章」に表し、
本憲章の理念の実現に向けて実践することで企業の社会的責任を果たしてまいります。
詳細は、下記の「ヨシモトポールグループ企業行動憲章」をご覧ください。
情報セキュリティについて
下記のポリシーページをご覧ください。
反社会的勢力への対応
ヨシモトポール株式会社(以下「当社」という)は、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力による不当要求等に対して毅然とした態度を堅持することによりこれを拒絶するとともに、反社会的勢力との関係を遮断することに努め、公共の信頼を維持し健全な企業経営を実現するため、この基本方針を定めます。
当社は、反社会的勢力に対して、次に掲げる基本方針に基づき対応します。
- 1.取引を含めた関係遮断
- 反社会的勢力の不当要求等に対して毅然と対応します。また、反社会的勢力との関係を遮断する取組を行います。
- 2.裏取引や資金提供の禁止
- 反社会的勢力に対して不祥事件等を隠蔽するような裏取引は絶対に行いません。また、いかなる理由があっても、反社会的勢力に対する資金提供は行いません。
- 3.外部専門機関との連携
- 反社会的勢力を排除するために、平素から、警察、弁護士、暴力団追放運動推進センター等の外部専門機関と綿密に連携します。
- 4.組織としての対応
- 反社会的勢力への対応については、担当者や担当部署だけに任せずに、経営陣以下組織として対応するとともに、社員等の安全確保を最優先に行動します。
- 5.有事における民事と刑事の法的対応
- 反社会的勢力による不当要求がなされた場合等には、積極的に外部専門機関に相談し、あらゆる民事上の法的対抗手段を講ずるとともに、刑事事件化を躊躇しません。
- ※「反社会的勢力」とは、「政府指針」に記載される以下の集団または個人を指します。
- 1.継続的に違法行為を行い、また違法行為を行うことを示して企業や一般市民から金銭等の利益を得る団体及び個人。具体的には次に例示されるもの。
- ・暴力団及びその構成員(含む準構成員)ならびに暴力団関係企業
- ・政治団体、環境団体及び同和団体等を装うもの
- ・総会屋及び整理屋
- ・企業ゴロ、社会運動標ぼうゴロ及び政治活動標ぼうゴロ
- ・テロ組織ならびにマネーロンダリングを行う集団及び個人
- ・ブラックジャーナリズム
- 2.暴力、暴行を伴う要求、法的責任を超えた不当な要求を行う団体及び個人(挨拶料・用心棒代・口止め料等の不当な利益提供を要求するもの)。
- 3.前2号に該当するものとの間で、資金流用について合理的な疑いがある等、実質的に一体と解される団体(及びその構成員)及び個人。
サプライヤーホットラインの開設
ヨシモトポールグループは、各グループ会社の役員・社員等による法令・規則に対する違反行為について、取引先の皆様からご通報いただく窓口として「サプライヤーホットライン」を設置しています。
本ホットラインは、取引先の皆様とヨシモトポールグループとの取引の透明性と公平性を確保し、取引関係の維持と発展を目的としております。
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